【高校生物】遺伝17~23(頭の整理用)
【高校生物】 遺伝17 PCR法(20分)
生物自体あるいは、生物のもつ特性を利用した科学技術。バイオテクノロジー。
PCR法(ポリメラーゼ連鎖反応法)⇒複製を応用。特定の遺伝子領域を増幅する方法。
1983年マリスによって開発。
鋳型DNA、DNAプライマー、DNAポリメラーゼ、ヌクレオチド ⇒ 反応液
反応液を加熱、冷却、加熱を繰り返すとこで目的のDNA配列が増幅
変性(95度)、アニーリング(60度)、伸長(72度)を繰り返す
【高校生物】 遺伝18 遺伝子組換え(16分)
ある生物のDNAを別の生物のDNAに組み込んで新たな遺伝子を発現させる
ヒト成長ホルモン遺伝子、プラスミド、
制限酵素処理:特定の回文配列を認識して切断する
ベクター:導入する遺伝子を運ぶためのもの(例)プラスミド
DNAリガーゼ処理:同じ切断面のDNAを連結
【高校生物】 遺伝19 電気泳動法(14分)
DNAのような水溶液中で帯電する物質を大きさごとにわける方法
電圧をかけて、ゲル中のDNAを移動させる
【高校生物】 遺伝20 DNA解析(19分)
PCR法と電気泳動法でDNAの塩基配列を調べる
⇒アルコール分解酵素遺伝子(ALDH2遺伝子)のDNA配列変異の有無を調べる
1:欧米人に多く見られる配列:ALDH2活性型遺伝子
グルタミン酸
2:日本人に多く見られる配列:ALDH2不活性型遺伝子
リシン
塩基の違いをプライマー結合の有無で判断
【高校生物】 遺伝21 バイオテクノロジーの応用(13分)
医療品の製造
大腸菌が排出したインスリンを回収し精製する⇒インスリン製剤
トランスジェニック生物の作成:外来の遺伝子が導入された生物⇒植物の場合はアブロバくてリウムを利用
(例)害虫抵抗性遺伝子、除草剤抵抗性遺伝子、遺伝子組み換え食品
【高校生物】 遺伝22 バイオテクノロジーの問題点(13分)
①自然への影響 ⇒ 本来存在しないトランスジェニック ⇒ 生態系のバランスを壊す要因
②食品に関する影響 ⇒ トランスジェニック生物が遺伝子組み換え食品として利用 ⇒ 体内で毒性のあるものに変化する可能性
③遺伝子情報の影響 ⇒ プライバシー保護、遺伝情報に基づいた差別
【高校生物】 遺伝23 バイオテクノロジー 確認テスト3(10分)